日本列島横断ツーリング九日目(松山-周防大島) ~苦難を乗り越えた先に~

 どうもこんにちは、雄一朗です。2/26は九日目、松山からのスタートとなります。本日はちょっと早い朝となりました。それではどうぞ。

 

松山-白木山 ~険道を乗り越えた先に~

 朝6時半に宿から出発、三津浜港からのスタートとなります。そう、つまりです。せっかく古巣についたところまた急ですが、一旦四国からはおさらば〜。目的地は山口県周防大島、なぜ来たかはあとで書きますがアクセス微妙で行ってみたいところがあったので今回行くことにしました。ただ船に乗った瞬間爆睡してました。気づいたら防大の近くにいました。

防大

そして山口の柳生港につき、この大橋を通り周防大島に到着しました。周防大橋の上は空が近く、また左右は瀬戸内海でとても綺麗でした。GoProじゃ海は見えないけど・・・。

防大橋の上

橋を渡った後は、最初は内陸の方を走りました。低い峠道でしたが、車が少なくとても走りやすかったです。

 そしてオレンジロードと呼ばれる道を走っていきました。なおオレンジだったのはガードレールの色でした。しかし、木々が生い茂る林道を抜けると高台から瀬戸内海が一望できました

オレンジロードの上

 オレンジロードを下って、さらに周防大島の先端までつくと、白木山展望台へ向かいました。しかし、この道・・・険道でした。道は車一台通過できる程度、さらに落石に落ち葉に土砂、、、はっきり言って辛かったです。

 およそ4 kmほどを20 km/hでなんとか通過し、ようやく展望台につきました。これで景色微妙だったらじゃ○んにボロクソに書いてやる・・・。

白木山展望台からの光景

最高でした。天気も晴れていることも相まってとても綺麗でした。瀬戸内海と周防大島を一望できる光景はとても素晴らしいものでした。誰もいない展望台だったので少し降りて愛車と写真を撮りました。おっさんにつき注意

白木山展望台での愛車

三脚持ってきて良かった・・・。

 周防大島なんて目的地を知るまで全く知りませんでした。てか三津浜からここにつけるなんて・・・。苦難のアクセスを乗り越えた先に待っていた光景は本当に素晴らしかったです。また行きたい、、とは少し思えないのでここでいい思い出ができたかなと思います。

白木山展望台-陸奥記念館 ~青空の下のビッグ7~

 白木山展望台を降りて、再びオレンジロードへ、今度はみかんの木や販売所が何軒かみられました。そして周防大島シーサイドラインへ。昨日柏島に行って、海が綺麗であることを言いましたが、周防大島の海岸は柏島の海をそのまま海岸にしたように透き通っていました。残念ながらGoProからは左の映像はありません。

 そして40分くらい走らせて、陸奥記念館につきました。陸奥ってなんぞやって人もいると思うのですが、陸奥は大正時代に建造された戦艦です。当時戦艦は国家の象徴であり、陸奥は同じ戦艦である長門と共に世界のビッグ7と呼ばれるほどの戦艦でした。しかし、謎の爆発事故により沈没してしまいました。第二次世界大戦後、陸奥はサルベージによって遺品や陸奥の一部が引き揚げられ、それらの品がこの記念館に保存されています。

陸奥の屋外展示

 そして館内に入りました。陸奥の歴史を中心に、乗組員の制服や遺書、昭和天皇との写真などがありました。また他の戦艦や巡洋艦との写真や映像の資料が残っており、非常に楽しめました。

陸奥の遺品

乗組員の写真と陸奥の模型

 また陸奥の歴史だけでなく、サルベージの大変さがパネルが説明されていました。昨日の紫電改と比較して、戦艦は重量も備品も多く、保存活動にはとんでもない労力が費やされたことがわかりました。陸奥の歴史はとても深く、また当時の優れた技術が費やされていることを感じさせました。短い間でしたがとても勉強になりました。

 そして陸奥記念館の前で九日目の看板を男前のお兄さんに撮っていただきました。撮ってもらった際に楽しんでください、とのメッセージをいただきました。ありがとうございます!

 最後に、この陸奥記念館があるなぎさ公園で、瀬戸内海をバックに愛車の写真を撮りました。非常に眺めがよく、この公園にはライダーさんがたくさん乗り入れていました。いいなぁ、マスツー・・・。

なぎさ公園にて

そして伊保田港から周防大島を後にしました。短い時間でしたがとてもいいツーリングでした。今度来るときはもっと散策したいですね。

まとめ

2/26は三津浜港から船で周防大島まで行き、白木山展望台と陸奥記念館に行きました。とても苦難な道もありましたが、それを乗り越えた景色というものは最高でした。また、先人の技術によって、陸奥という戦艦が作られ、苦難を乗り越えた果てに現代の記憶に残り続けていることがわかりました。明日は整備と備品の買い出しのためお休みです。