日本列島横断ツーリング15日目(下関-伊万里) ~限界のある冒険の舞台へ~

 どうもこんにちは、雄一朗です。3/4は15日目、下関からスタートしました。いよいよこの旅も後半になりました。ここからは未踏の値が多くなるので非常に楽しみです。それではどうぞ。

下関-長門-角島 ~胸が熱いな~

 朝8時、下関の北の方の豊田から旅立ちました。下関といえば関門海峡らへんが主ですが、かなり北東の山中でした。初めの目的地まで最短ルートで行こうと思っていましたが、マップが日本海側のルートを出してくれたので、山口の北の長門を経由することにしました。出発してすぐは豊田湖沿の峠道ですごく走りやすかったです。

豊田湖畔沿い

 そして、下関を抜けて長門市に入りました。やはりずっと港を巡っていると長門の名前は無限に聞きますね。とても胸が熱くなりました。まだ山の中ですが徐々に海の方へ進みました。

宿から40分くらい進んだところでついに海が見えました。この旅始まって初めての日本海側の海を見ることになりました。ちょうど止まれるところがあったので、朝の海と共にパシャリ・・・。

長門の海沿い

そしてそのすぐ西側、本日のメインの目的地、角島が見えました。早速大橋を!!!と行きたいところですが、大橋付近は昼間に混むので先に角島の方へ行きました。空は少し曇っており、薄い雲により少し周りが白くなっていました。

角島大橋を渡ったところ

 県道をそのまま進み、角島灯台につきました。ここは日本でも有数の上に登れる灯台です。私の旅で登れる灯台御前崎灯台だけで、数ある灯台でも珍しい灯台となっています。朝9時ごろなのに観光バスや県外車番が多かったです。入場料を支払い、灯台に登りました。階段の数がとても多く、最後の階段はとんでもない傾斜で備え付けの綱がないと無理でした。

角島灯台の上から

灯台付近には、灯台の記念館があり角島灯台の建設の成り立ちや灯台の仕組みについて説明されていました。ただ時間の都合上はしょりはしょりだったので内容は覚えていない・・・。最後に灯台から降りて、近くの海岸沿いでパシャリ・・・。まだ曇りの白さは残っていましたが、非常に綺麗な海でした。

角島灯台を降りた付近

 この旅では、雪の都合上日本海側には行かない予定でしたが、3月で雪も凍結もなく快走道を走ることができました。いよいよ後半戦が始まった走り、非常に胸が熱くなりました。

角島-軍艦防波堤 ~随分と走ったな、愛車、共に走ろう~

 時間は10時半、角島大橋を見るのにいい時間になったので角島から本州へと戻りました。そして、15日目の看板、京都車番のお父さんライダーに撮っていただき、とても親切にしていただきました。ありがとうございます!

 ここからの景色もいいのですが、橋の付け根の駐車場のもう一つ上に上がったところが写真でよく見れる光景が撮れるところだったのでそちらに移りました。

角島大橋、高台から

 ここで写真を撮っていたら、写真屋さんの方に声かけてもらえました(多分私がカメラ持ってたから)。色々話をしていただき、島根からこちらに出張に来ているとのこと。車、バイクなどの車体を中心に撮っているとのことでよければとのことだったので、写真屋さんに写真を撮っていただきました。40日後くらいに届くので楽しみですね、プロの方に撮ってもらえたのでワクワクします。

 角島大橋を後にし、再び下関へ。今度は関門海峡の方へ向かいました。関門海峡の下の壇之浦PAで食事、唐戸市場で叶わなかったとらふぐの刺身と天ぷらを存分にいただきました。朝ごはんは忘れました、すみません・・・

 関門海峡大橋は想像よりも小さかった印象です、まあトンネルもあるし近いからね。四国の大橋たちを見てるとどうしても小さく見えちゃいました。

関門海峡大橋

そして九州の北の玄関、北九州市に入りました。本当はこのまま糸島付近まで課金ザムで行こうと思っていたのですが、この旅の途中で情報を入手し、行きたいなと思ったので進路は北九州の北西、若松区響町の方へ。ここは某タイヤの工場や石炭や貨物船などが並んでいる工業地域です。そして、マップでは探せないある防波堤に行きました。

軍艦防波堤

ここは軍艦防波堤と呼ばれ、太平洋戦争を生き残った駆逐艦である涼月、冬月、柳が防波堤として埋没しているところになります。残念ながら軍艦防波堤と検索しても、マップにはおそらく出てきません、頑張ってググりましょう。冬月については艦これのイベントで登場しましたね、北九州沖で(この時のセリフもここに埋まっている様子が伺えます)。冬月と涼月は完全に埋没しており見ることはできませんが、柳については船体の一部が見ることができます。

涼月の埋まっている場所

冬月が埋まっている場所

 現在は釣りのスポットとなっており、釣竿を持っている人が何人かいました。なお私が来る一時間前くらいに、この上で焼酎をがぶ飲みした人がいたらしいです。太平洋戦争によって、敵の攻撃により沈没した船、自沈した船、賠償艦となった船、解体された船がほとんどである中、解体も沈むこともなくいまだに役目を果たしている船はこの3隻だけではないでしょうか(詳しくないので分かりませんが)。ここに合わせてくれた艦これに感謝です。

 いよいよ本州を抜けて九州に入りました。角島大橋はほんと絶景でアクセスが悪い中来た甲斐がありました。大橋を写す頃には天気も回復したのでとても良かったです。まさか九州に上陸して初めて訪れるのが旧海軍にゆかりのある地だとは思いませんでした。旅は何が起こるか分かりませんね、知識をつけると旅に幅が広がって楽しいなと思います。

軍艦防波堤-糸島-伊万里

 軍艦防波堤を後にし、西へ、北九州都市高速福岡都市高速を走りました。マジでアトラクションです、福岡都市高速では福岡PayPayドームが見えました、超楽しかったです。そしてそのまま糸島に入りました。時間は17時、夕日が沈むにはとてもいい時間でした。玄界灘の海岸沿、西を進むので夕日がとても綺麗でした。

糸島の海岸沿

そして撮影スポットがあったのでその場で愛車と共にパシャリ・・・。ちょっと逆光でしたが、とても良い眺めでした、走っていてもとても気持ちよかったです。

糸島の夕日と共に

 糸島を抜けて唐津方面へ、そして虹の松原へ入りました。左右どこ見渡していても松の木まみれでとても驚き、走っていて感動していました。

虹の松原

結構走りばっかりでなかなか画像だけでは伝わらないかもですが、とても素晴らしい光景でした。

 そしてそのまま伊万里につき、夕食にしました。やっぱり佐賀に来たら牛ですね。てなわけで今晩は焼肉にしました、ご飯は妥協してはだめ。

 最後は夕日と松を眺めるツーリングになりましたが、すごい景色でした。後半戦の始まりのツーリングとしては100点だと思います。強いて言うなら、加部島も行きたかったなと思いました。

まとめ

 3/4は下関の北から、角島大橋、軍艦防波堤、糸島を通って伊万里まで走りました。この旅の後半戦が始まりましが、最初は非常に充実したツーリングとなりました。明日はこの旅の旧海軍巡りは最後になるかと思います(後の調査で追加になるかもです)。それではまた。