日本列島横断ツーリング18-19日目(八代-霧島、霧島-鹿児島) ~さらば私の旧世界~

どうもこんにちは、雄一朗です。3/7は18日目、八代からのスタートとなりました。距離を見誤ってしまった昨日、今日は一気に南下します。それではどうぞ。

八代-阿久根 ~地元の人が一番強い~

 朝8時半に出発、天気は今日も晴れ。呉を出てから晴れてしかいないので逆に怖いですね・・・。八代から鹿児島に向かい南下し始めました。昨晩フォロワー様から芦北の海が綺麗との話を聞いたので、ナビのルートを外して、芦北の道の駅に立ち寄りました。

朝食は売店で売られていたオランダ揚げ、なんのことかはわかりませんでしたが、なんかオランダから伝承されて揚げ方をされているらしい。

道の駅に寄ったので、ソフトクリームは準備中だったのでアイスクリームをいただきました。チョコミントなんて久々でした。

 このあと近くの農道を通り、上から芦北の景色を堪能しながら走りました。途中展望所があったのでそこでパシャリ。

芦北 赤崎展望所

農道は本当に走りやすいのであるなら是非とも走りたいのですが、あいぽんのマップからは簡単に弾かれるんですよね。どうにか出るマップアプリはないものか・・・。

 芦北、水俣と熊本の南部の街を過ぎると鹿児島県に突入。いよいよ九州最南端へ辿り着きました。出水を過ぎ、鹿児島の西海岸沿いにある阿久根を走りました。途中、停車ポイントに立ち寄り、ここで18日目の看板を撮っていただきました。撮っていただいたのは地元のライダーさんです、ありがとうございます!

阿久根の海岸は地平線が広がっており、高知の海を彷彿とさせる海岸ぞいでした。また、今日は天気も良かったので海の色が綺麗なコバルトブルーになっていました。

阿久根の海

さすがに18日目になると周りのリアクションもだいぶ変わり、すごいと言われることが多くなりました、何も大したことはないけど。撮ってもらったライダーさんのお二人にこの先のことを聞かれて、枕崎に行くとの話をしたのですが、あまり見るところはないと言われ、指宿の方が散策も走るのも楽しいと言われたのでルート変更することにしました。

 30日の日程で行けるところは限られているので、ここは地元のライダーさんを信じて指宿へ直行することにしました。大丈夫、排気量マウントと悪質なナンパするやつ以外ライダーに悪い人はいない!今日の行程は地元の人のアドバイスでかなり変わることになりましたが、限られた日程ですのでそれも旅だと思います。

阿久根-指宿 ~薩摩半島の果てへ~

 阿久根の海岸沿いを走り、薩摩半島の内陸部へ進み指宿へ目指しました。マップくんは薩摩半島東海岸沿いを走れと言ってきましたが、それは最後に取っておくと決めていたので、それを避けるように進みました。薩摩半島の内陸部はとにかくアップダウンが多く緑豊かで走っていてとても楽しかったです。途中焼肉屋さんも多かったです、飯テロに弱い人は気を付けましょう。

 2時間くらい走るとようやく薩摩半島の先端にある開聞岳が見えました、この時もまだ山道。

開聞岳

徐々に半島の先端にポツンのある開聞岳が近づいていき、目的地である池田湖に入りました。ここで一旦食事処で昼食をとりました。久しぶりのうなぎ。

その後は池田湖を少し散策しました。なんか妙な生き物も発見しました、なんだよイッシーくんって・・・。

イッシーくん

 

そして近くの展望所で池田湖と開聞岳をバックにパシャリ、非常に綺麗な場所でした。

池田湖畔

ただ薩摩半島の先はまだお預けにすることにしました、楽しみはとっておきたい。指宿には他にも砂に埋もれる温泉もありそこは日本でここでしか入れないらしいのでぜひ行ってみてください。重量のあるライダーの温泉は時間も手間も多いので・・・。

 

指宿-霧島 ~最高の入浴にしましょ~

 池田湖の散策を終えて、薩摩半島東海岸沿いを北上しました。途中道の駅があったのでトイレ休憩・・・と思ったのですが、そこの売店に美味しそうなものが売られていたので購入しました。

このたこ焼きには指宿産のエンドウが入っていたらしいです。あとで店員さんに聞かれましたが、全然わからなかったので正直に答えると「改良しますw」と言われました。まだまだ試作段階だったらしいです、美味しかったけどね。さつまいももホクホクしててとてもよかったです、旬の時期にもらいたかったですね。

 そしてそのまま指宿から鹿児島に向けて、海岸沿いを北上しました。交通量がおおかったですが、眺めのいいシーサイドラインでした。また北上したことにより、有名なあの山が一目でわかりました、すごい。

薩摩半島東海岸

 1時間半くらいで鹿児島市内に到着、一度休憩を挟んでから下道で霧島に向かいました。鹿児島から姶良を抜けるまではかなり大変でした。夕方で車が多いし勾配のきつい坂に狭い道、信号も多くて内陸部なのであまり見るものをないのできつかったです。しかし、姶良を抜けて霧島市内に入ると快走道でした。アップダウンが多く緑豊かなワインディングで走っていてとても楽しかったです、しかも空港から少し離れた場所だったので車が少なかった。宿は温泉地を取っていたので、温泉入って、鹿児島の黒豚と大好きな芋焼酎を楽しんで・・・と思いましたが、周りに飲食店はカフェひとつしかなく、居酒屋などは5 km以上離れていました。てなわけでそのカフェで夕食をとりました。

 

カフェの店員さんに「温泉は入りました?」と聞かれ、温泉の方に期待を寄せました。そしていざ入浴。最高でした。この18日間、温泉地には立ち寄らなかったのでこの気持ちよさは格別でした。最初は大浴場で身体を洗い、そのあと別にある露天風呂に入りました。ど平日だったので誰もおらずほぼ貸切でした。満月の下、星を眺めながら入る露天風呂は最高でした。ただラッキースケベはありませんでした、無念・・・

 本日のツーリングは、自分の予定はほとんど変わり、芦北に寄ってみたり、指宿へ行ったり地元の方々にご教授をいただきルートを選びました。結果、素晴らしい景色を見れたり、快走道を走れたりなど、とても良いツーリングになりました。排気量マウントが嫌いすぎてなかなか大型の人に声を掛けれていませんでしたが、実際話すと本当に親切でした。今後も頑張って声を掛けていきたい。

妙見温泉-えびの高原 ~初めての高原地域、腕がなるわね~

 3/8、19日目、妙見温泉の宿を8時に出発しました。霧島市内を北上し最初の目的地、霧島神宮へ向かいました。国宝にも指定されている神宮でとても綺麗でした。

霧島神宮

また展望台から見渡せる眺めもよく、霧島山を見渡すことができます。この霧島神宮、超パワースポットらしいので、今年の正月に引きそびれたおみくじを引くことにしました、もちろん引くのは恋おみくじ。

 

早く金剛とケッカリしなきゃ・・・。お参りをしたのち、霧島神宮からさらに北へ、宮崎県に入りえびの高原に入りました。ここは霧島山の北側に位置し、登山のスタート地点でもありました。ここで19日目の看板をパシャリ・・・。CB400に乗っているお兄さんに撮って頂きました、ありがとうございます!お兄さんも私と同じで春から就職らしく、湘南からここまできたらしい・・・、すごい。

えびの高原

きて早速、霧島連山の壮大さを見にしみました。今日はこのえびの高原をひたすら散策しました。峠道はかなり腕がなります、胸の高鳴りと共にえびの高原を進み始めました。

えびの高原散策 ~でかい、広い、そして壮大~

 まずはえびの高原を北に進み、えびの市街地へ降りました。降りる途中、えびの市内を一望することができ、また自衛隊の広い演習場を見渡せました。

えびの高原展望台

市街地に降りて、道の駅で朝ごはん、宮崎牛のカレーパンと肉まん、地鶏についてはまだ早い。

 その後、広域農道を走り、小林市へ。周りは畑、牧場、園芸農場など農業のほぼ全てがここに詰まっていました。また農道だったのですごく走りやすかったです。

みやのきりしまロード

そして生駒高原に到着、ここからはえびの高原と霧島連山が両方見渡せるスポットで、南に向いても北に向いても素晴らしい光景が広がっていました、当然愛車とパシャリ。なおここには二人乗りのブランコがあるのでインスタ映えさせたい人は行ってみてくださいね、おっさんが乗ると飲んだくれみたいになるだけですが。

生駒高原

 生駒高原の後は南下しえびのスカイラインへ・・・、と言いたかったのですが、硫黄岳の火山活動が警戒レベルだったので通行止めとなっていました、30分くらい走ったのに・・・。引き返して、高千穂牧場へ向かいました。ここは、霧島連山の麓にある観光牧場であり、羊、馬、牛を間近で見ることができます。また、時間が合えば牛の乳搾りの体験ができるなど牧場について楽しく触れ合える場となっています。駐車場では早速羊が出迎えてくれました、嘘ですこっちには振り向いてくれませんでした、みんな草に夢中です

高千穂牧場

 ここの併設されているレストランで昼食、色々メニューがありましたが、カレーをいただくことにしました。ちなみに複数人でこればラム肉の焼き肉とかできますよ。

昼食後は牧場内を散策、羊が毒耐性を持っていたり、馬が実は臆病だったり初めて知ることもありました。牛の乳搾りは時間が合わずダメでした・・・。

羊たち

うし

うま

最後は併設のフードコートでソフトクリームを頂き、高千穂牧場を後にしました。

 雲仙に続き、人生3回目の火山近辺のツーリング、火山活動により泣いた道もありましたが、とても素晴らしい光景をたくさんみながら走ることができました。ドライブの記事などには挙げられるかもしれませんが、絶景スポットにはなかなか取り上げられないところではあると思うのですが、想像を絶するほど本当に眺めが綺麗な場所で何度も息を飲みました。

 そしてえびの高原を後にし、鹿児島へ、船にバイクを積み込み、しばらく本土とはお別れです。いよいよ、日本本土しか走ってこなかった私のツーリングは最後となり、離島への道となります。不安もたくさんありますし、楽しめるかもわかりませんがしっかり走って思い出に残していきたいなと思います。

まとめ

3/7、3/8は八代から指宿、霧島、えびの高原と走りました。さまざまな絶景道を走り、自然の中を走ることの楽しさや気持ちよさを再認識することができました。明日以降は本土を離れます。ほとんど何も知らない離れた地でありますが、楽しんでいきたいと思います。