東北ツーリング1日目(阿武隈高原) ~わたし的にはとってもOKです~

 みなさん、こんにちは。はじめましての方ははじめまして。雄一朗です。

 

 今回は久々のツーリングのブログを書きました。前回の長距離ツーリングは年末年始なので、およそ8か月ぶりのブログになります。今回は東北ツーリング(といってもほぼ福島)に行ってきました。バイク乗っている人も乗ってない人も是非最後まで読んでいただけると幸いです。今回は一日目の内容になります。それではどうぞ。

 

 

出発 ~常陸と書いてひたち~

 朝6時半、つくばから出発しました。本当は6時に出る予定でしたが、華麗に二度寝かましてしまい予定より30分遅れての出発です。本当は下道で茨城県県北へ向かう予定でしたが、高速道路に課金ザムしました。茨城の道って本当に走りやすいので、こういうところで高速を使ってしまうのはもったいないんですよね。ツーリングやドライブの醍醐味の一つは、通った道を楽しむことにあると思うので。途中那珂川をまたいだので高速乗っているときに、初恋!水雷戦隊を歌っていました、「雷撃、雷撃、今日も雷撃~…」。

 約80km走り、常陸太田市に入りました。茨城に住んでから1年4か月ですが、常陸と書いて「ひたち」と読むことを初めて知りました。茨城県の南には「ひたち野うしく」って地名もありますし、日本人なら一度は聞いたことあるであろう日立も茨城です。ここまでいろいろな種類の「ひたち」に出逢うと、名づけられた経緯も調べたいですね。調べないと思うけど。そんなこんなでいよいよ一つ目の目的地に迫りました。関東平野からは考えられない森々した道を通り、出発から約二時間、90kmの走りとなりました。

竜神大吊橋と袋田の滝 ~これが元魅力度ランキング1位の世界!?~

 朝でかつ峠道、晴れにも関わらずとても涼しく走りやすい出発となりました。そして朝8時半ごろ、一つ目の目的地である竜神大吊橋にたどり着きました。

 

         

 橋の外からはなかなか谷のそこは見ることはできませんでした。非常にきれいである一方で、橋のど真ん中に紐がぶら下がっています。ここ最近、大学院生活がうまくいかなかったり、このツーリングの予定が北日本の雨の影響で半分以上なくなるなど、いろいろ不幸が重なっていたのでちょっとふさわしくない発想が浮かびましたが、ここはバンジージャンプができるところで有名です。現に僕が滞在してるときも、スラっとしたお兄さんが飛び降りてました。ぜひアクションカムとかつけて顔を収めてほしいですね

 朝の予定が遅れていたので朝食をここでとることにしました。ただ軽食らしい軽食がなかったので栗饅頭をいただくことにしました。

                                                 

あとあと書こうと思っているのですが、今回のツーリングの目標の一つに「朝、昼、晩の三食ご飯を食べる」というのを設けました。走るのが楽しい一方、走るだけでは虚無になることが必ず訪れます。逆張りかましてもこれは覆せない事実だと僕の中では答えは出ています。

 吊橋見ながらゆっくりしていると「愛媛からきたの?」と後ろから聞かれました。いつものことですが、これを聞かれるのもなんかツーリングの楽しみの一つになっています。聞いてきたおじさんのバイクはCB1100、見た目だけでフルカウルバイクを選んだ私ですが、ネイキッドやオフロードが最近はいいなって思うことが多いです、積載大事。さらに、真正面には若いお姉さんライダーとお父さんライダーが座って話していてほほえましい光景が見えました。

 

吊橋と愛車

30分くらいゆっくりした後、茨城のもう一つの目的地の袋田の滝に向かいました。実はもうこのあたりから阿武隈高原には入っていますが、まったく自覚はありませんでした。奥久慈の道路はまわりが木々の大自然で、入ってくる風はとても気持ちよかったです。

 竜神大吊橋から袋田の滝までは30分もあればいけます。袋田の滝周辺は、お土産屋さんが何件かならんでいました。駐車には困りませんでしたが、滝から近いと駐車料金が500円となります。嫌な人は奥まで進まないように・・・。

 すぐ滝があるのかと思いきや、見て回るのに30分くらいかかるとのこと。当日の私の足回りはツーリング用のブーツでしたが、靴底がベラベラになっておりあまり歩きたくなかったのですが、ここに来た意味がなくなるので仕方なく歩くことにしました。入場料を払いしばらく歩くと、恒例のやつと出くわしました。

 

                                   

通商「宇宙よりも遠い場所」です。まあ確かに家族連れやカップルが無限にいる中、おっさん一人なので無縁かもしれませんね。またしばらく歩き、エレベータに乗るとついに袋田の滝と出くわしました。

 

           

た、滝にしては滝してなくね?とか思いますがここ数日暑くてかつ雨も少なかったので仕方ないのかなと、、、。雨上がりの後に行くともしかしたら別の光景が見えるかもしれませんね。のどかな水流は、暑さを忘れさせ、走った後の疲れを癒してくれました。ただ、わたしのブーツは限界を迎えていたため引き返し、袋田の滝を後にすることにしました。ちなみにスマ勢のひとは、ここの滝で滝行をするとレートが上がります。私が保証します。

 茨城は魅力度ランキングの話になると話題になる県ですが、ほかの都道府県には劣らないなと思いました。ただまあ、アクセスが悪いのかなと。どっかの県知事が言っていたような気がしますが、あのランキングって誰がどのように決めているんですかね?

阿武隈高原初めの旅 ~私的にはOKです!~

 袋田の滝からは高速に課金ザムする予定でしたが、茨城から福島へは内陸を走っていくことにしました。上述していますが、ここでもうすでに阿武隈高原に入っています。下道を走っているとアップルラインという道を走りました。高原の道ですので空がとてもきれいでした。関東平野で常に暮らしている人間にとっては、この手の道は本当にきれいに見えます。天空へ伸びていく道というのは本当に圧巻だと思います。ただりんごらしきなにかは見つけることはできませんでした

 

    

 そして矢祭町を玄関として、福島県に着弾しました。矢祭町は本の町だとか・・・。読書は苦手です、すんません。高台の町なので、どこ走っても空が近い、さらに雲も届くんじゃないかと思わせるくらい。何度も言いますが、高台の旅というのは本当に圧巻です

 

   

矢祭町から阿武隈高原の初めを満喫した後、いわきから課金ザムして富岡町あたりまで上りました。そういえば、広野町を通過するときなんですけどサッカーの看板があったんですけどサッカーで有名な町なんですかね?サッカーはほとんどわからんので。

 常磐富岡ICを降りたた後は、今日のメインであるあぶくま洞までひとっ走りです。途中知り合いと通話をつなぎつつビデオ通話でツーリングの風景を映しました。画面は映ってたようでしたがノイズが結構乗ってたみたいだったのと、端末一つだとナビが見えないので今回はこれで断念しました。なお、スピード違反がばれていたのは内緒。周りが山に囲まれている場所を走るのは初めてだったので、とても楽しかったです。阿武隈高原の初旅は天候にも道にも恵まれとても快適に走れました。

あぶくま洞 ~宇宙の彼方 イス〇ンダル~

 周りが山だらけの道を抜け、今日のメインであるあぶくま洞につきました。洞窟にしては観光客まみれでした、アクセス的にもう少し人が少ないのかなと思っていました。洞窟に入る前にお昼を取ることにしました。

 

          

福島はなんかソースカツ丼が有名らしく、それを狙っていましたがまさかの品切れだったので暑さ対策も込めてカレーにしました。

 ささっとごはんを済ませて洞窟に向かいました。すると、、、

 

        

恋人の聖地ってそんなに存在するものなのか、そもそも恋人の聖地ってなんだ、、、。と思いながら鍾乳洞のほうへ向かいました。

 

                   

以下、中の写真になります。

 

          

    

外でしか暮らしたことない自分にとっては宇宙そのものでした。恋人の聖地含めてあぶくま洞はイス〇ンダルでした。自分が経験しえない世界がそこにはありました。

 あぶくま洞自体は、行く予定はなかったのですが知り合いから教えてもらっていくことになりました。洞窟はバイク走れないから乗り気ではなかったのですがいざ行ってみたらこんな神秘的な光景に出逢えることができました。本当に行ってよかったと思っています。あぶくま洞を後にし、いよいよ阿武隈高原も後半戦となりました。

阿武隈高原の終焉 ~私的にはとってもOKです!~

 あぶくま洞を出たのは15時ごろ、そろそろ空はオレンジ色になるころに阿武隈高原の後半に差し掛かりました。しばらくは山に囲まれたのどかな道路を走っていました。

 

        

空は明るいですが愛車の影も大きくなり始めました。まだまだ山岳地帯が続きますが走っていると阿武隈川の横を走っていました。しかし、この道は一車線でしかも国道という、眺めは最高なのですが走りにくいの極みでした・・・。

 

           

愛車のバックとして写真を撮りたかったのですが、いかんせん道がせまい・・・。阿武隈急行と並走しながら北へ上り、ついに福島県を出ました。道の駅かくだで休憩したのち、仙台へ走りました。

 朝8半から入り、長かった阿武隈高原ですがついに終焉を迎えることになりました。

 

      

そして阿武隈橋を渡り、この長かった阿武隈高原の旅は終わりとなりました。およそ10時間にわたる旅でしたが、とてもよい経験になったと思います。

 

     

 バイク乗り始めて3年の日が経ち、今のYZF-R25とは4年目になります。これまで様々な道を走ってきましたが、阿武隈高原のように広大な場所を走ったのは初めてです。阿武隈高原の道は確かに素晴らしいですが、眺めや走りやすさで言うなら山形の鳥海山朝霧高原のほうが個人的には上だと思っています。しかし、今回走った阿武隈高原は最も充実し、最も楽しかったツーリングでした。この達成感は、この時にしか感じられないものだと思います。

 

まとめ

 今回のブログでは、阿武隈高原を南から北へ走りました。途中快走できた道、通るのに苦難した道などありましたが、私のツーリング史上最も充実したツーリングだと思います。もし時間や体力があれば、ぜひ○○の観光地だけ、とかではなくその地方の全体を行ってみるとなにか面白いこと、発見できることがあるかと思います。

 

ブログ作成者:雄一朗

Twitter:@pazyuitiro